法事パン も新様式?
法事パン ご存知でしょうか?
島根県松江市出身の僕にとっては、馴染み深いこの「法事パン」。
「えっ!この辺にしかないの?!」
と気付いたのは、もう随分前のこと。
山陰独特の風習なんですよね・・・。
先日、地元の山陰中央新報さんが記事に載せておられたので引用して紹介します!
法事パンは、島根県全域と鳥取県西部、岡山県津山市でみられる風習。法事の時、参加者にお礼として、箱入りのまんじゅうを渡す風習がもともとあり、1960年ごろから、代わりにあんパンを渡す人が増えて定着したとされる。(山陰中央新報記事より)
ここにも「コロナ禍」の影響が・・
コロナ禍により、法事にまで自粛や縮小の風潮が・・・。
山陰両県独特の風習である「法事パン」を親族ら参加者に配る、あんパンの注文数が減少しているそうです。
コロナ禍で県外在住の親戚が帰省できなかったり、密集、密閉、密接の「3密」を避けるために法事を自粛、縮小したりする例が相次ぎ、普段なら顧客1人から10箱受ける注文が3箱に減るなど、パンの製造量が3分の2に落ち込んでいる事業者さんもあり深刻です。
法事パン文化も新様式に
法事パン文化にはコロナ禍以前から、核家族化が進むにつれ「あんパンばかりたくさんもらっても食べきれない」という悩みがつきまとうようになっていた。
あんパンだけでなく、クリームパン、メロンパンとパンの種類が多様化しており、食パンやフレンチトーストも選択肢に入る。フレンチトースト専門店·せるくる(松江市東朝日町)には「あんパンの代わりにしたい」という注文が舞い込む。冷凍商品で日持ちすることも喜ばれるという。
「法事パンにフレンチトーストを配りたい」とお客様からご相談をいただいたのは、2年ほど前でしょうか。
初めは僕も驚いたのですが、記事にもあるように、冷凍で日持ちがするし、贈り物に使っていただく割合も増えてきていたので、そのときも喜んでご用意させていただきました。
その後、ブログやSNSで「法事フレンチトースト」のご依頼をいただいた件を発信したところ、他のお客様からもご注文をいただけるようになりました。
フレンチトーストが年代を問わず好まれ、贈られる側も、受けられる側も喜んでいただけることが大変嬉しいです。
何はともあれ、一日でも早くこの感染症が収束し、法事もご親族お揃いで開催いただけるようになることを祈るばかりです。
せるくる|フレンチトースト専門店
お取り寄せができる天然酵母のフレンチトースト専門店せるくるでは、島根の松江から全国の皆様にいつでも楽しく安心してお召し上がりいただけるよう、厳選【無添加】食材のみを使用しています。焼き立てを急速冷凍し美味しさを”凍じ込める”ため、無添加でも長期間保存でき、温めるだけで簡単に焼き立ての味わいをお楽しみいただけます。
店名 | せるくる |
---|---|
住所 | 〒690-0001 島根県松江市東朝日町627-3 |
電話番号 | 0852-33-7786 |
営業時間 | 毎週日・月曜以外 10-17時 下記のカレンダーをご確認ください |
代表者名 | 尾添 哲也(オゾエ テツヤ) |
info@serukuru.net |