冷凍しか・・・

「冷凍しか無いんですか・・・」
テイクアウトでお買い求めいただくお客様から、残念そうにお尋ねされることがあります。

せるくるでは、お取り寄せもテイクアウトも、全て冷凍でのご提供としているため、常温状態のフレンチトーストはないのです・・。期待を込めてお買い求めにいらっしゃったお客様のご希望に沿えず、僕も心苦しくなります。
しかし、あえておすすめしたい！

「せるくるの冷凍ってすごいんです！」
　

冷凍は美味しくない?!

皆さんは冷凍した食品について、どのようなイメージを持っておられますでしょうか？

「温めた時ベチャベチャで美味しくない」

「水分が抜けてパサパサ」

マイナスイメージが大半だと思います。

焼き立てが食べたい！

出来るなら、調理したての物を食べたいし、それが絶対に美味しい。
お店でいただく食事は間違いないですよね。
でも、そうばかりはいかないのが現実です。

テイクアウトの場合はどうでしょう。
例えば、パン屋さんのパン。
今まさにオーブンから出てきた、焼き立てのパン達。これは美味しい。間違いないです。
お店を出てすぐにでも食べてほしい。
でも、なかなか焼き立てに遭遇するのも難しかったりします。

「焼き立て」としてお店に並ぶパンであっても、どんどん、どんどん、焼き立てじゃなくなっていきます。
これはパンも、他の料理も、フレンチトーストも一緒です。湯気とともに美味しさもふわふわ飛んで行ってしまいます。

冷凍のメリット

　
焼き立ての美味しい状態をキープできる。それが冷凍のメリットです。
　

ところが、冷凍にも欠点が・・・
例の「ベチャベチャ」や「パサパサ」です。
美味しくなくなる原因は、はっきりしています。
　

ずばり、冷凍方法にあります。

　
美味しさをキープできる冷凍方法と、キープできない冷凍方法があって、キープできるのは、急速冷凍したものだけです。
急速冷凍は、あつあつの食品を大量の冷気により、一気に冷やし凍結させます。
うまみや香り、水分に加え、栄養価までも閉じ込めることができるのです。

これに対し、美味しくなくなる冷凍方法が緩慢冷凍です。
家庭の冷凍庫などで凍結させる方法です。
水が氷になる時、膨張します。ペットボトルの水を冷凍庫に入れるとパンパンになる、あれです。
０℃から－5℃くらいで氷結するのですが、この時に水分を含んだ細胞が壊れ、旨味も流出してしまいます。緩慢冷凍だと、０℃から－5℃までの時間がとても長い。これが「ベチャベチャ」「パサパサ」の原因になります。
　

（食品の凍結に関するセミナーの様子@東京ビッグサイト）

急速冷凍で一気に凍結

　
急速冷凍は細胞が壊れる前に凍らすことができるので、美味しさや品質が保たれるのです。

『せるくるのフレンチトースト』は、中までしっかりアパレイユをひたしており、焼き上がりもしっとりプルプル。旨味をたっぷり含ませて焼き上げています。
その焼き立てあつあつのフレンチトーストを、－40℃の冷気で一気に凍結させています。

冷却後すぐ真空パックしていますので、保存料など一切使用していませんが、冷凍庫で1カ月以上美味しさそのままキープすることが可能となります。
　

生活スタイルの多様化も進み、食事の摂り方もマチマチ。ストレスも溜まりがちになりますが、そんな時こそ、焼き立ての美味しさがいつでも味わえる『せるくるのフレンチトースト』で癒されていただきたい！

今日もご自宅の冷凍庫で、『せるくるのフレンチトースト』が最高の状態で出番を待っています！