せるくるのフレンチトーストは、現在9つの種類がありますが、常に人気が高いのが『ふれん茶とーすと』です。
　
抹茶味とほうじ茶味のフレンチトーストは年配の方から小学生さんまで、幅広い年代の方々からご支持をいただいています。　
　　
店頭でも、ご自宅用や手土産用にとお買い求めくださる方が多くいらっしゃいます。
せるくるの地元、松江は古くからお茶を嗜む文化が根付いていると言われますが、そのことを日々実感します。

こだわりの 島根県産抹茶 ・ ほうじ茶

　　
この『ふれん茶とーすと』ですが、他のフレンチトーストと同様に厳選した原材料のみを使用しています。そして、地元にある素晴らしい素材を積極的に使用しています。
　
『ふれん茶とーすと』専用の自家製食パンは島根県産「きぬむすめ」米粉を使用し、味の主役となる「抹茶」と「ほうじ茶」も数あるお茶の銘柄の中から、島根県産のお茶を選定しています。

お茶畑へ

先日、「ほうじ茶」用のお茶を栽培しておられる生産者さんに、お茶畑を案内していただきました。
　
春の収穫を1週間後に控えた絶好の機会です。
　

ご案内いただいたのは、松江市のお隣、出雲市にあるお茶畑。
　
さほど離れていないこの山に、このような見事な茶畑が広がっているとは・・・。

雨が上がったばかりの曇り空でしたが、新芽の緑が色鮮やかに映えます。　

農薬を使用せず、精魂込めて栽培管理されている茶畑を見学させていただき、あらためてこのお茶を使わせてもらうことへの感謝と、お茶の味のフレンチトーストをお客さまにご満足いただく形で提供していく責任を感じました。

焙じ作業場も案内していただきました

生産者さんのご自宅に併設されている「焙じ」を行う作業場も見学させていただきました。

　
焦がし気味にあぶったお茶の何とも言えない良い香りに癒されます。
　

　
ほうじ茶は、焙じることで独特の香りを持つようになり、苦みや渋みが薄くまろやかになることから、小さなお子さんからご年配の方までの飲用に適しています。
　
せるくるの『ふれん茶とーすと』の「ほうじ茶」もこの香りを感じていただけるよう丁寧に仕立てていきたいと思います。

なつかしの縁側で

見学の終わりに、ご自宅の縁側で美味しいお茶をいただきました。
　
これまで飲んできた、どのお茶よりも美味しく感じました。
　
そして、この縁側、どこか懐かしい・・・。

初めて来たはずなのに、以前にも見たような風景。

思考を巡らしていたところに、お茶を淹れていただいた奥様からその答えが・・・。

RAILWAYS （ レイルウェイズ ）　

10年ほど前に島根を舞台に撮られた映画「RAILWAYS　～49歳で電車の運転士になった男の物語～」で主人公の中井貴一さんの実家として使用されたとのこと！
　
僕、見てましたこの映画！映画館とＤＶＤで。
そして大好きな映画です。
　

〈あらすじ〉
大手家電メーカーで数々の実績を積み上げ、50歳を目前にしながら仕事に追われる日々を送る肇（中井貴一）。一人暮らしの母が倒れたのをきっかけに故郷へ戻った彼は、一畑電車の運転手になるという幼い頃の夢を思い出し、採用試験に応募してみる。そして、年齢のハンディーを乗り越えて試験に合格した肇は運転手となるが……。

ご覧になっていない方はぜひ。おすすめです。
僕もまたTSUTAYA行きます。

　
中井貴一さんが縁側で佇むシーンが印象的で、映画を見た後、どこでロケされたんだろうと調べたりもしてました。
　
まさかこのお宅だったとは・・・生産者さんとのご縁を感じずにはいられない僕でした。
　

お忙しい中、快くご対応いただいた生産者さん、大変ありがとうございました。
　
いただいたお茶は、これからも大切に使わせていただきます。